子どもの頃、どこかへ泊まりに行ったとき
「こっちを頭にして寝たい」と言ったら
北枕だからダメと言われて泣いた記憶がある。
北枕は死んだ人を寝かせる向きだから縁起が悪いと親から教わった。
でも、皇室は北枕でお休みになるのだそうです。
昨日、江戸東京たてもの園にあった三井財閥の本家寝室にて、
家紋入りの特注ベッドを見てきた。
数ある三井家の系統の中でも本家のみが許された紋であり、
皇室に準じて北枕なのだといった旨の解説を
ボランティアの方がされていた。
そういえば...、
以前、気功の先生が、なぜ死んだ人を北枕にして寝かせるのかを教えてくれました。
死者の蘇生を願ったからだと。
N極からS極へと向かう地球の磁場を利用して、頭頂から地球のエネルギーを流し
その命の力が再び蘇るのを願ったのだと。
身体の力が落ちているときには、北枕で寝た方がよいのだと。
小さな子が寝相が悪くて布団の上で回転してしまうのは、
放っておいてよいのだと。
理由があって自然にまわっているのだから、そのままにしておくべきだと。
身体は、何が自分に必要かを自然に知っているのだと。
迷信によって庶民に忌み嫌われていた北枕は、
実は高貴な方にのみ許されていた
お得な就寝法だったのかもしれませんね。
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